国産小麦100%

安心・安全が美味しさの基本。だからこそpandocoroは「国産小麦100%」にこだわります。

日本の麦は外国産の小麦に比べ、農薬の使用量が少なく安全性が高いといわれています。麦は冬作物のため、虫や雑草の心配が少なく、種麦のときの消毒と発芽前に除草剤を使う程度で済むらしいのです。 国産小麦を使うことでポストハーベスト(収穫後農薬)の恐れも無く、お客様に安全で美味しいベーグルを安心して提供していくことができます。 現在日本で消費される小麦の約9割は外国産と言われています。残りの1割が国産小麦ということになるのですが、その過半数以上を占めると言われるのが北海道産の小麦粉です。製粉技術の改良などによりその需要が高まってきている北海道の小麦なのですが、地理的条件により小麦の無農薬栽培はどうやら難しいようです。 pandocoroでは店主自ら熊本の農家を訪ね、更なる安心と安全、そして何より美味しいベーグルをお客様に提供したい気持ちから熊本で無農薬栽培されている小麦等、地元九州で生産された小麦を厳選いたしました。これが小麦本来の味なんだなあとしっかりと想像でき、優しい自然の風味を感じます。 挽きたての小麦粉を直接農家まで取りに行けることは作り手としてもとても嬉しいことですし、季節の変化の中で小麦の成長を見せていただけることも本当に嬉しいことです。お客様としてもこれに勝る安心感はないと思います。 パンは健康をつかさどる大切な食べ物です。だからこそ地元でとれた小麦でパンを作ることがお客様にとっても、また作り手にとっても嬉しいことだと思います。

ポストハーベストって?

ポストハーベストアプリケーション、直訳すると「収穫後農薬」です。その言葉通り、収穫してから農薬を使うことです。日本では、農薬はすべて使用作物、時期(収穫前×日までとか)、目的(除草とか殺菌とか)が決まっています。だから、基本的に「農薬」を収穫後に使用することは「ありえない」ことになっています。「農薬」は農業生産のために使われるのであって、収穫してから使う農薬というのは言葉自体矛盾します。そのありえないことがポストハーベスト農薬です。 収穫後にどうして農薬を使うのでしょうか。例えば、日本では除草剤として使われることのあるIPCがポストハーベスト農薬として輸入ジャガイモに使われ、残留していたという報告があります。このIPCは、収穫したジャガイモに対して発芽防止剤の働きをします。また、長い時間をかけて運ばれてくる輸入小麦などの穀物やオレンジ、レモンなどをカビさせず、虫をつかせないために防カビ剤、殺菌剤、殺虫剤などが収穫後に直接かけられることになります。つまり、長期間保存したり、輸送に長い時間がかかるために「保存性」を高める目的で使用されるケースが多いのです。

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